3時間、しかも登場人物が多く時系列がシャッフルすると聞いていたので、軽く特集記事を読んだりして鑑賞。
前日の寝不足を引きずってか1時間半くらい寝たり起きたりを繰り返し、きちんと観れたのは後半1時間半なのだけど、物語が佳境に仕掛かりオッペンハイマーが世界を壊したという自責の念に囚われることは想像に難しくなかった。オッペンハイマーだって血の通った普通に人を愛する人間(むしろ本当に普通の人に見えた)なのだ。
一部混乱しながら、ノーラン作品によくある劇中の音響を聴きながら、わたしはこの作品を見届けることができるか不安に駆られた。
直接的には描かれていないとは言え、日本人にとっては忘れたくても忘れられない原爆投下という事実に向き合えるだろうかと。
向き合えているかは分からないけど、流れるエンドロールを横目に観れよかったと思った。
地球上から戦争がなくなることを祈ります。
