Takumasuzuki

オッペンハイマーのTakumasuzukiのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
5.0
我は死なり 世界の破壊者なり

圧倒的な三時間。伝記物としてもいい話にせず、変にドラマを作らず、映画によくあるマジョリティに都合のいいマイノリティ、殉教者オッペンハイマーとして描かず、オッペンハイマーの哲学に焦点を当てている。
ミクロ世界では全ては不確定である。
それ故に私達の世界は不確定である。
因果律は存在しない。
それで世界は成り立っている。
映画に量子力学的な思想性を融合させた傑作

私達は生きるということにちゃんと責任を持たないといけない。なぜならば人類を滅ぼす力をもってしまっているのだから。

アインシュタインは、メリークリスマス、ミスターロレンス❗️
凄く印象に残ったトルーマンがゲーリーオールドマンだったとは。
Takumasuzuki

Takumasuzuki