本国から遅れる事約8ヶ月。
アカデミー賞では最多7部門を受賞した本作が公開されました。
内容的に物議を醸すと言われていたが、個人的にはそこまでではないと感じた。
それはこの作品の中にあるのはもう既に起きた出来事。それに何を言っても過去が変わるわけではない。
作品を観れば分かるが、これは原爆を賞賛しているわけでもないし、あくまで中立の立場で映画が作られている。私も日本にもアメリカにも偏らずに中立な気持ちで本作を観た。
アメリカに対してイラッとする場面もあるし、日本に対しては降伏するタイミングって何回かあったよなーと思ったり。
科学者たちは作っただけ。その使い方次第で歴史は変わったのかもしれない。
でも話の真ん中にあるのはオッペンハイマーの個人の心情や行動。フラットな気持ちで是非観ていただきたい。
余談
私にとってこれが今年1本目の映画である。それはこの作品の公開が2024年と決まってから2024年1本目はオッペンハイマーにしようと決めていたからだ。
ノーラン監督ファンである私の勝手なこだわりだ。やっと色々と作品を観られる（笑）
