観るのがすごくしんどかった...
とにかく登場人物が多くて誰が誰やら混乱するし、聴聞会とか公聴会とか時系列がいろんなとこに飛んでいくし、そもそもマンハッタン計画のことをよく分かってないしで、途中で眠気に襲われてしまった。
あと作中でずーっと流れる不穏な音や音楽が、途中からすごく気になって集中を削がれてしまった。
クリストファー・ノーランの作品を初めて観たけど、いつもこんな感じなんだろうか？
だとしたら、この監督とは合わないかもなぁ💦
とは言え、原爆実験が成功してからの後半部分は目が離せなかった。
日本人としては、本当に受け入れ難いシーンや台詞が続くし、
「なんで喜んでいられるの？」とか
「なんでそんな無責任なことが言えるの？」って怒りの感情を抑えながら観ていた。
広島と長崎の惨状を知ったオッペンハイマーが後悔と自責の念に駆られ、水爆反対を訴え核開発に警鐘を鳴らす立場になっても、始まってしまったものはもう止められない。
今現在も核開発は行われてる。
そして、多分、無くなることはない。
それを痛感させられた。
