六四二

オッペンハイマーの六四二のレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
3.4
長尺でかつ倍速再生のように走る映画だ。
不快だった。
オッペンハイマー氏の人生の浮き沈みなど知ったことではない。
描かれている権力闘争など無意味である。
原作に無くても、ストーリーの半分を犠牲にしても、きっちり向き合い写すべきは原子爆弾の使用という米国の歴史的な犯罪の犯行現場と被害者のはずである。
ノーランは、自身の目の黒いうちにヒロシマ、ナガサキを真正面に据えた映画を撮らなければならない。
六四二

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