みー

オッペンハイマーのみーのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.1
呆気に取られた、唖然とした、まるで物語に殴られたかのような衝撃だった。どの表現が正解なのかわからないけど、音、映像、光すべてが全身に語りかけてくる。科学の集大成の結果が、人を傷つける兵器になっていいのか、そんなオッペンハイマーの苦悩と、国のためというエゴの中で揺れる感情が苦しいほど伝わった。カラーがオッペンハイマー視点で描かれていたり、繊細な彼の世界が映像に現れていたのが印象的で、トリニティのシーンは息を呑んだ。
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24.04.03
みー

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