このレビューはネタバレを含みます
原爆の父...
今こうやって映画となり注目を浴びることをきっと彼は嬉しく思っていないのでしょう
物理学者として原子爆弾を作り完成させること、だからこそ分かる悲惨さ
一方さらに軍事強化を...と兵器開発をすすめるアメリカ軍、、、
「戦争に勝ちたいひと」ではなくて常に「物理学者」として物事を考えていたのが印象的でした
この感想を書くにあたって「日本人として」という視点は欠かせないかと思いますが、アメリカ日本どちらかに偏った描き方もしてなかったし、「原爆を落とすシーンを描かず避けている💢」という批判が殺到したとのことでしたが、別の描き方で原爆の悲惨さがちゃんと描かれていたと思う。
終戦から80年、これを機にいろんな国・いろんな世代の人が改めて戦争について考えるきっかけになる、個人的にアカデミー賞にふさわしい作品だったなと思います
実際海外の方が原爆ドームを訪れてくれて、ショックのあまりベンチでうなだれているんだそう...
俳優陣もすごいので迫力も満点
良かったです。
