Sadako

オッペンハイマーのSadakoのネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

・オッペンハイマーのスピーチ後の、視界の縁がぼけてとけるような表現が良かった。オッペンハイマーの内面を通して原爆の影響をどう見たのか、被爆者や被爆地を直接的に映さずとも、このように描けるのかという事には感銘を受けた。
・ノー予習で見に行った。尋問形式で進む構成と登場人物の多さに、すべてを理解できなかった消化不良感が残った。
・アインシュタインかわいかった。
・40年代~50年代頃のインテリア・衣類など、全体的にかっこいい(かっこよすぎる)。かっこつけてて目の保養になった。
・広島・長崎の惨状が描かれていないという批判はもっとも。日本で育った者として「原爆の映画」だという認識で行ってしまうと、やはり違和感は残るよね。
・中盤は「プロフェッショナル 仕事の流儀」みたいにも見えて、「原爆を開発するプロセスはクールでエキサイティングなものだったと思わせる」という批判をされたのも、まあ仕方なしという印象。
・3時間という長さを・・・感じてしまいましたね。
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