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オッペンハイマーのdogのネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

なにを観たのか、よく分からなかった。描いているものが大きすぎてよく分からない。
とは言えクリストファー・ノーランの映画はいつも意味が分からない。
ちょっとだけ思ったのは、反戦や反核でも、人間オッペンハイマーを描いたものでもない気がする。
並行で進む三つの時間軸、価値観の違うオッペンハイマー、二人の女性、ファシズムと共産主義と資本主義、チェインリアクションのある世界とない世界、水爆のある世界とない世界。
実在の人物を通して作ったマルチバースというか、輪廻転生、因果応報、諸行無常。
視覚に収まらない大きな世界観。
最後に写る燃える地球は、本当はあったかもしれない別の並行宇宙の話。
そう思うと、アインシュタインはもう一人のオッペンハイマーか。
作中で圧倒的に愚かなロバートダウニ-JRのストローズは何のメタファー?

最後にジョシュハートネットとマットデイモンはあんなに太らせてまでやらせないとダメだったんですかね?

もう少し頭の中でしがんでみようと思います。
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