人物の関係性や背景を知っている事が前提のうえで、圧倒的なテンポの良さで物語が進んでいくので最初は慣れるのに必死だった。
途中で理解する事を諦めた事で、ある種の面白さが浮かび上がってくる感覚があった。
ひたすらテンポ良く非常に難解な会話劇が続くので、演出構成はシン・ゴジラと共通していそう。吹き替えで見れば、字幕とは違った面白さを感じれるかもしれない。
長尺のため人間の集中力が切れるタイミングで何度かダレる。ただ、話は全く理解できてないけどノーランの演出パワーでとんでもなく高揚感を覚えるシーンも何度かあるので、改めて凄い監督だなと実感した。
個人的には集中力が切れるタイミングで定期的に核分裂のインサートカットを挟んで欲しい…。ずっと会話劇はしんどい…笑
あと、地味に有名なキャストがたくさん出てくるので、ここもシン・ゴジラ味を感じた。
