公開初日にチケット予約したんだけど、前の映画の終了時間間違えて、見れなかった..、、まさかの凡ミス。。
そして本日、やっと見れる。
（ちなみに、原作読もうとして図書館で借りたけど、すぐ読むの断念した）
親しいアメリカ人は広島行って原爆ドームは見たけど、資料館は見れなかったとのこと。「そこを見ろよ！」と思ったが、日本人でも怖くて見れない人もいるしね、口には出さなかった。
いまの若いアメリカ人は原爆についても、たぶん習ってないんだろな。
（それは日本軍についての日本にも言えるし、たぶんどこの国でも言えるんだろ）
爆撃受ける女学生がノーランの娘ということらしいけど、正直もっとひどいデロデロかと思っていたのに、「きれいじゃん」と思ってしまった。
「爆弾は善人も悪人も殺す」
「物理学の300年の集大成が破壊兵器でいいのか」
科学者は知識とアイデアで研究を極めて、コマを進めただけなのだが、世界の破壊者になってしまうのか。
Winny事件との判断基準の違いはどこにあるのか。やはり戦争や政治が絡むようなデカさだから？
忘れられがちな長崎を、ちゃんと付け足してくるオッペンハイマーも印象的。
ロバートダウニーJrのいやらしさ。
卑しい靴磨きから成り上がるには、それくらいの執念が必要か。
キティがひたすら強い。
赤狩りはなんだったんだろうね。この辺り知りたいよ。
オッペンハイマーでも明言してたけど、結局は冷戦の布石な気がする。
「ゼロ」ではない大気への発火の連鎖は、文字通り世界を破壊する。
その計算はいまも有効なのだろう、きっと。
また、全面核戦争後には地球凍結になる、という話題もあるようだ。（灰や煙が成層圏まで巻き上がり、地球を覆ってしまい太陽の暖光を遮るからだそうだ。現存する核の0.数％が使用されただけで起こるそう。そして核の冬で動物だけでなく植物も絶滅し、最大の酸素生成の森林をなくす。そしてオゾン層に影響が出て、紫外線などの影響を受ける。）
「見せない見せ方」みたいなのも話題になったと思うけど、いや、明確に見せてるよね？想像がそのまんま映像化されてるし。ま、別にそれはどうでもいいけど。
科学者が議論してるシーンは
NHKでやってた サンシャイン池崎が相対性理論について学ぶ番組や、魔改造の夜の養成学校とかを思い出した。
（そういうの好き）
日本公開が見送られそうになった理由もよくわかんないな。決して原爆礼賛とかアメリカすげー！の話ではない。
ノーランよくまとめましたな。ってのが真っ先な感想かも。
