伝記ものはほぼ観た事がなく、旦那さんが観たいと言っていたので鑑賞。
重い映画はやはり苦手だ。
アカデミー賞を何部門も取るくらいだから、やはり作品として優れているのはとても良くわかる。
オッペンハイマーその人を上手く描かれているのもわかった。
ただ観終わったあとのこの感情…
楽しくない。
素晴らしいのと楽しいのは別物で、
核爆弾の実験のシーンは涙が出てきた。
それは日本人として、戦争の話を軍隊として戦争に行った祖父から何度も話を聞いてきた私として、この原爆の惨さを戦争の惨さを聞いて知っているから。
それがなければ今の日本はないのだろうけど、戦争なんてものはあっちゃいけない。
核兵器なんて作っちゃいけない。
そんなこと言っても凡人には戦争を起こす力も止める力も何もないのだけど。
天才や権力者の才能はもっと有益なことに使って欲しいとそんなふうに思った。
観る人によっていろんな感情が湧く作品だと思う。
色んな方が書いているように、難しかった…
なにも知識をいれずに観てしまって、
マット・デイモンしか気づかず…笑
ケネス・ブラナーどの人だった?
ロバート・ダウニーJrがアイツだとは最後まで気づかずに観てた。
私の洋画の歴史は90年代で止まってます。