オッペンハイマーのやってることが支離滅裂でよく分からないってセリフ
映画で沢山出て来てるけど、自分が科学者として成功する事と、それが政治で使われて誰かに不幸をもたらす事
科学者であり人間である以上、両方の立場から葛藤するのは当たり前かなと思った。
てか、天才って多分繊細で複雑だし
単細胞アンポンタンじゃ原爆なんて作れなかっただろうなぁと。
科学と政治のあり方をとても考えさせられた。
科学者が政治しないのはある意味大事な事（やばいもの作ってそれを使う権利も持ってたから権力集中し過ぎる）だけど、
この時代どうしても政治に関与せざるを得ない状況で、心から研究を楽しむ事ができたのだろうか。
そもそも科学者はある目的に対し研究して実験に成功するがゴールだけど
政治家はそれを使ってどう敵対国を降伏させるかが目的だから、根本的にゴールが違うんだよな。
実験と理論って対立するのかな。
相変わらずノーラン監督時系列めちゃくちゃにするのが好きだけど、今回のストーリーはそんなに難しくない。
登場人物が多いのが大変だけど、顔がみんな系統違うから意外と覚えられる。笑
あとキャストが豪華。
