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オッペンハイマーのnamのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
3.9
音楽で劇的に(IMAXの迫力はよかったほんと)しすぎてて、アカデミー賞他ノミネート作品の役者の細やかな表情で真に迫るとかここぞの時の音楽の方が個人的には好きだなと思った。
昨年夏から待たされすぎて勝手に
オッペンハイマーが晩年苦悩する姿に迫る描写を想像しすぎて、思ったものと違った。
そう考えるとBarbie良すぎた。その登場人物の感情にがっつり引き込まれて泣いた。
今回は歴史として結果を知ってるだけに泣きそうになったところはあるものの、机上の議論すぎて突き放された感じもした。
でも会議で新婚旅行京都やから思い出のええ街やから除外するって言ったやつボコボコにしてやる。(感情移入)
アメリカでは実際こうだったんだろうなってのは日本人として学校の教育では描かれない部分の発見ではあったけど、原爆に対して後悔している様というよりか、貶められたりその他人生的に落ち込んでいる方が強くて、アメリカ人が原爆を考える映画にあんまりなってなくて消化不良だった。
落とした瞬間を見せないのは造り手側の話でそういうことでいいのかもしれんけど、想像、妄想の中で被爆して灰になった人がフラッシュバックする描写がしっくりこんやった。科学者だから被害の様子が想像してわかるってこと?映像で見たからわかるってこと?そのフラッシュバックに後悔が込められてるように感じなかった。
アメリカでは「この世界の片隅に」と同時上映した方が良いのでは。
アインシュタイン役似てたなぁ。
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