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オッペンハイマーのasのネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

現在海外在住のためNetflixにて視聴。
一つ一つの意味を理解しながらの3時間。疲れた、、、

音響や映像がMacBookでも素晴らしさを感じられたからこそ尚更IMAXで見たかったと思う。

中立的な立場から描かれていたようには感じられるがあまりにも悲惨さの描写が甘い気はした。これは日本人のエゴかもしれないけど原爆の被害、被爆された方がどれだけ苦しい思いをしたか、どれだけ現実とは思えない状況に街が一瞬で変わったか、投下直後だけでなくその後数十年と被害が尾を引いているか、オッペンハイマーの苦悩がメインなのはわかるけれどペラペラ皮が剥がれていく描写や炭になる描写だけではあまりにも軽すぎると思ってしまった。炭じゃ済まなかったんだって。一瞬にして存在が消えるほどの威力だったんだって。と非常にやりきれない思いで涙が出た。

「そして、いつか人々は君を十分に罰したと思ったら、もう許した証として君を表彰するだろう。でも忘れるな。その栄誉は君の為ではない。自分たちが君を罰したことを君に許させるための物なのだ。」
この最後のアインシュタインのセリフ、本作品と本作品が得たたくさんの賞に重ねてしまう。
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