この作品は映画館で観なければノーラン監督のこだわりには気づけないと感じた
それにしても疲労度がすごい
日本人として非常に複雑な気持ちではあったが、観て良かったと思える。
座席にはお歳を召した方が多かった印象で、戦争を経験した人も中にはいたかもしれない。
そういう人達がどういう心境でこの作品を観ていたのかがすごく気になった。
科学者としてもう引き下がれない責任感や達成感は本人達にしか感じることができないだろう。
彼らに決定権なんかなく、ただひたすらお国の為に発明を強いられる姿は何とも残酷だ。
オッペンハイマーという科学者の人生を180分で理解するのはあまりに難しかった。
これは間違いなく予習しなければどんどん置いていかれる。
彼自身の人間味溢れる姿には想像に反していたので驚きだった
