TEN

オッペンハイマーのTENのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
5.0
IMAXにて。

前日楽しみすぎて寝れなかったのに、観てる途中はあくびも姿勢を変えることも3時間一切せずしかも観終わった後に脳みそすらも映画の中から出てこようとしないしパラダイムシフト起きるしやっぱり個人的にノーランの映画体験は至上そのものだった。

端的でリアリティを持ちながら創作する史実再現として、また濃密でテンポ良く展開されるサスペンスとして、脚本のユーモアや役者の演技が光まくるヒューマンドラマな会話劇として、そしてなんといっても心地よく美しくでも破滅的破壊的なSFとして、無駄なシーンが一切なく、観る体験としても映画体験としても没入度合いは物凄かった。

語るほど歴史を学んでこず一般教養だけで同じ目線になるにはあまりに表面的すぎるため、日本人という側面を日本人絡みのシーンに合わせて観る事はなかった。日本へ落とす会議もテンション感に以外にもリアリティが感じられた。

ハンスジマー先生の音の静と動を旋律するのが大好きだったけど、ルドウィグゴランソンも若干ハンスジマーみが帯びてきて劇伴よかったです。

正直映画公開中にあと何回でも観にいきたい。
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