第二次大戦時に行なわれたマンハッタン計画で中核を担ったオッペンハイマーという男の栄光と苦悩を3つの時系列から掘り下げていく伝記的作品
去年アメリカ全世界で話題になった「原爆の父」ことオッペンハイマーの人生を描いた本作は唯一の被爆国である日本での公開が危ぶまれていたものの、2024年の3月に公開が決まり、監督がクリストファーノーランであることや本年度のアカデミー賞最多受賞作品であることから期待値も高い1本だった。
結論から言うと日本人である以上純粋な受け取り方はできない作品であるため映ってるものをそのまま受け入れられない。
心がザワザワする映画だと思った。
池袋のグランドシネマサンシャインでIMAX上映を観賞したが、180分中の40分のIMAX映像は計算され尽くした圧倒的なビジュアルのものばかりでノーランにまんまとやられた感じがあった。しかし、物語は9割以上会話劇で構成されているため
かならずしもIMAXで観るべき映画ではないとも思った。
ノーランはIMAXでないと!という人以外は2Dでいいと思うし、そっちの方が席が取りやすいし価格も安いので全然いいと思う。
1番印象に残ったのはアインシュタインかな