このレビューはネタバレを含みます
罪だとわかっていたんだ
星が死ぬとどうなるか
研究していた星が死にそうだ
我は死なり 破滅へと導くもの
破滅とわかっていながらどうすることもできずにそれが許されるのを待っていた
オッペンハイマーがどういう人物で原爆が成功するまでの流れ
そこに関わった人々
そして彼を恨み自分の栄光を欲した人間に葛藤も罪悪感も否定され、信念さえも否定されていく
自分の功績で多くの人が死ぬ
それが結果として多くの命を救っていたとしても、事実は変わらない
大統領は恨まれるのはつくった人でなく落とした人だと突き放した
お前はただ作ればいい
覚える罪悪感は無価値だと
そしてどんな武器でも使うと悟った
原爆をつくった話かと思ったが、彼をスパイに
仕立て上げたのは誰かという話に移り変わり
多くの否定をされながら、自分を見失わずに葛藤と罪悪感を受け入れた
それがみんなのためにもなることだと
神のつもりでいる
そんなことない
破壊してしまったという罪悪感を抱きながら生きている
原爆が今後のこの星の全てを変えてしまったと
