実在人物の伝記映画？史実なぞるだけでしょ？地味そ〜興味ないな〜（テーマに関係なくそのジャンルに）と思ってましたが監督がローランというだけで見ることにしました。
見る前もそんなにテンション上がらず。
しかし、みたらきっちりとノーラン節ゴリゴリに効かせていて「エンタメ」していたので普通に楽しく見ることができました。まさか時間軸すっちゃかめっちゃかにしてくるとは。
前半は誰が誰やらわからんし、歴史勉強しとけばよかった〜〜と後悔。
中盤からピリッと空気が締まってストーリーにエンジンかかる箇所あってそっからもーーおもしろかったですね。
日本人として日本でこの映画を見れたことは大変意義があると思います。
「トリニティ実験」のシーンは映画的に「成功して欲しい」気持ちと歴史的に「ここでうまく行っていなければな…」という相反する気持ちがががが。
ただ「女」関連は謎に長かったけど別にいらんかったのじゃないかなと思います。もちょっとカットしたらもっと代わりに色々深めたり入れられたのかなと。オッペンハイマーが少々"奔放"な性格だった事がわかったからと言ってストーリーにはそんなに影響しなかったし。ここはあくまでエンタメ的なスパイスなのかもしらんが。
