原爆による被害国としての教育を受けてきたので、実験シーンから広島・長崎への投下、それを賞賛するシーンのストレスが凄かった。IMAXだったのもあってどんなホラー映画よりも怖かった。映画で怖くて泣いたの初めてかも。
今の世界は結果でしかなくて、原爆を落としたことの是非は絶対に白黒つかないと思うけど、最善の選択だったとは絶対に思わないし世界中の誰にも思ってほしくない。少なくともノーラン監督は共感してくれるんじゃないかと思うけど、これを見た米国の人たちはどんな感想を抱いたのか気になる。バーベンハイマーなんていうミームが流行しちゃう時点で、ここに関しては永遠に分かり合えないのかなとも思う。
とか色々考えてもう人類が隕石とかで絶滅するのが最良の道だなとか考えてた。まじ知能って厄介。鬱。RDJのアジア人差別もあるしね🫠ほんと人間なんてめんどくさい。
後半はサスペンスみたいなオッペンハイマーとストロースの戦い？の答え合わせでどんどん進んでいくから正直訳わからない。みんな言ってるように登場人物分からなすぎる。あと自分の教養の無さを実感して反省した。でも大筋はわかるから、見てから解説読むでも大丈夫な気がする。
映像と演出と音楽とか芸術としてはやっぱ一級品だと思うけど題材が題材すぎてスコア着けづらい。
