鑑賞して数時間経っても未だ興奮冷めやらず
3時間馬乗りのタコ殴りにされてる気分だった
飛び交い続けるセリフと鳴り続ける音楽、登場人物を覚えるのが苦手なおれが物語を噛み砕いていくが呼吸を整える隙もなく映画は進み、爆破のシーンで息を呑んだ。音は光より遅れてやってくる。ノーランがこの作品を人々が忘れがちな結果が遅れてやってくることについての映画だと語っていることと一致する。
オッペンハイマーに感情移入したことでトリニティ実験の成功時には、世界が変わってしまった恐怖と同時に彼を嘆賞してしまった自分もいて恐ろしかった。
祝賀会、大統領との会話、長官の意見、元恋人が聴聞会でオッペンハイマーに跨り妻を見つめるシーン、全体的にこの映画には恐怖を感じた。
プロメテウスは人間に火を与えた
その罰として永劫の苦しみを与えられた
オッペンハイマーはその罰を受け入れながら、この映画で永遠に苦しみ続ける。それは彼の為ではなく、皆の為だ。
長すぎて語りきれね〜〜！！
