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オッペンハイマーのYAMAphsのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
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2024年4月6日鑑賞。
TOHOシネマズららぽーと横浜。
IMAX上映。
多くの登場人物が次々と登場する前半。もうダメかと思ったw。
ラミ・マレックなんて、学者か軍人か正直よく分からなかった。
オッペンハイマーの人生の物語で、同時にマンハッタン計画とそこに関わった人々の物語だった。
直接原爆がどうとか言う話ではない。
マンハッタン計画に巻き込まれた人々の、流れに逆らえず翻弄とされる様子や、非公式聴聞会、公聴会が長く執拗に描かれていく。
オッペンハイマーの自責の念的描写もトルーマンの話も小さく扱ったのみで、まあ原爆投下した国の人たちの意識ってこんなものだろうなぁ等と改めて感じた。
見終わって思ったのは、トルーマンの死は当時日本にどう伝わったのかと言う事。
原爆投下の正当性を生涯貫き、当時の国民からの支持率も8割以上だったと聞く。
その意識が今でもアメリカ人に強く残っているのでは?と映画を見て感じてしまった。
本作がアカデミー賞を獲った事も含めてそう感じた。
3時間がアッと言う間でちゃんと楽しめたが、これがアカデミー賞か?と思うと疑問。
映画の世界で歴史物は一大カテゴリで人気あるんだなぁという印象。
ノーランが娘に被爆者役をやらせたと話題になったが正直大した描写ではなく、顔に濡れティッシュが付いてるようにしか見えなかった。
『はだしのゲン』を読みやがれって感じ。
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