りーぬ

オッペンハイマーのりーぬのネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

トリニティ実験のとこ本気で怖かった、映画館ごと爆発しちゃいそうだった 40秒の空白でわかる威力の大きさ 膨大なエネルギーの発露や白い光、実験が苦手だったオッペンハイマーの理論が可視化された瞬間 聖典の言葉が浮かんだのも絶対的な力を感じたからで そこに居合わせたら怖いよりも美しいって思うかもしれない科学の到達点

長崎広島って言われるたびに自分の名前呼ばれたみたいな気持ちになる。原爆作った人って本当に科学の発明しか興味ない人が研究してたら出来ちゃった!みたいなイメージしかなくて、色々な人が思考して、結果がどうあれ自分なりの正義と大義を持ってこの結果になったんだって素直に考えさせられた。
原爆が放たれた後の心理描写とか「原爆に対して肯定的だったのに水爆に対して何故否定的になったか」って主旨で問い詰められて、「どんな兵器でも使っていくとわかったから」っていうとことか 大統領との会話とか 後半部分も全部よかった…
音響も音楽も素晴らしいから絶対映画館でみたほうがいい。 ;
りーぬ

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