そんなに長く感じなかった。事前に想定していたよりもフラットな気持ちで見られたと思う。少なくともバーベンハイマーがトレンドに乗った頃よりは。
世界の破壊に話を広げていたけど実際はきわめてパーソナルな部分を描いているという感じ。さすがセカイ系の大家(当社比)。
個人的な希望をいえば、もちろんもっと広島や長崎の悲惨さを語ってほしかったけど、それはそれで、描かなかったことを批判されるような映画ではないと思う。描きたいのはそこではなかったから淡々とやったという感じ。あとまあ連合側の国に生まれた人の想像力にそこまで期待してないというのもある。
ノーランは好きです。でも今回の映画は観終わったあと頭の中がいっぱいになる感じとか虚脱感とかがそこまでだった。フラットな気持ちで、とはいいつつやっぱり題材かな。
