ねこみみ

オッペンハイマーのねこみみのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
3.7
長くて重くて到底仕事終わりの20時過ぎから見るものではなかった

私は政治や歴史にとても疎くて本当に恥ずかしいこととは思っているのだけど(選挙は行ってるけど)(それは関係ない)、もちろん原爆のことは知っていても心理的にそこまで強い拒否反応がないというか、たぶんこれを観て辛いと感じる日本人と同じ感情にはなっていないのだろうということはわかる。

物理学の挑戦×政治的戦略というストーリーであり、それと戦争のむごさそのものはなんとなく切り離して観ることができてしまった。
でもこれが見る人によってはすごくキツいことはわかる。

全体的に物理の不可能への挑戦とオッペンハイマーのゴミっぽい人間性にフォーカスされていた印象で、これをクリストファー・ノーランが描いたのは理解できる。
当たり前だけど表現がめちゃくちゃノーランだった

ただ政治と歴史の知識が薄すぎるが故に細かいところがよくわからない状態になってしまい、これは私が悪いな。
面白いと言っていいのかわからないけどさすがではありました

ノーランはやっぱりオリジナルのSFストーリーがすきです
ねこみみ

ねこみみ