IMAXで滑り込み。
大統領が言ってた、日本人が恨むのは原爆を作った人ではなく落としたわたしだ、みたいなセリフ、確かに原爆作った人のことなんて今まで考えたことなかったからハッとした。
メメントやテネットほど時系列迷子にはならない。
でもそれなりに予習をしたつもりが物理や歴史の話、登場人物のたちの関係性は複雑で、結局難しかった。
研究してる前半あたりは、へえ知らない世界だなーくらいに思いながら見てたのに、日本の名前が出てきてなんか一気に人ごとじゃなくなって、(起きてたけど)すごく目が醒めた…
市民の歓声が悲鳴に聞こえるシーン、すごかった。
でも女性の顔の皮膚が爛れて見えたり被爆者の幻覚、そういうシーンがあるとは知ってたけど、演出が思いの外ライトで、いやいやこんなもんじゃねえだろ？と引いた…
だって原爆投下のシーンはあれだけのクオリティだったのにここはこんなもの？！か、と。
不自然だったな…
あの人たち映画の通り爆弾が落ちる景色しか見てないのかな。
原爆が落とされた後の街の景色の資料とか写真を実際目にすることはあったのだろうか。
やっぱり被爆国の人間として気になる。
オッペンハイマーってそういや日本に来たのかなと思って調べたら、亡くなる6年くらい前に日本に来ていたそうだけど、訪れてたのは東京と大阪でしたわ。
