原爆を開発した科学者オッペンハイマーの半生を実話に基づき、「TENET テネット」のクリストファー・ノーランが映画化。第二次世界大戦下の米国で世界初となる原子爆弾の開発に成功したオッペンハイマーだったが、投下後の惨状を聞き、深く苦悩するようになる社会派歴史ドラマ。
科学者の飽くなき探求心により、前人未到の開発をすることは凄いことですが、それが戦争に使用され、敵味方の考え方もあるでしょうが、沢山の死が生じることの重大さをもっと考えるべきですよね。これも戦争の被害なのか。これでもかといろんな登場人物の考え方があり、現在、過去と畳み掛けてくる流れに、頭の整理が追いつかなくなりました。多角的な視野と考え方が交錯し、かなり考えさせられます。何回か観ないとかな。もう少し原爆投下後の悲惨な状況を表現してほしかったかな。
(ストーリー)
第二次世界大戦下のアメリカ。極秘に立ち上げられたプロジェクト“マンハッタン計画”に参加したJ・ロバート・オッペンハイマー（キリアン・マーフィー）は、優秀な科学者たちを率いて世界初の原子爆弾を開発する。しかし、原爆が実戦で投下され、その惨状を聞いたオッペンハイマーは深く苦悩する。その後、冷戦や赤狩りなど、激動の時代の波に飲み込まれていく……。
ジャンル社会派 伝記 歴史劇 ドラマ
製作国アメリカ
製作年2023
公開年月日2024年3月29日
上映時間180分
製作会社Syncopy=Atlas Entertainment=Gadget Films
配給ビターズ・エンド
