長崎人ですが、長崎人であるが故に当日の天候で小倉ではなく長崎になったことも小学生の頃から繰り返し毎年頭に刷り込まれているわけですが。山の多い長崎ではなく小倉に実際落とされていたらどうなっていたのか改めて考えながら最後らへんは観ていた。
こちらまで肩に力が入り、唾を飲み込んでしまうそんな緊張感。そして達成感も理解できてしまう。
音響が良すぎる。
キャストが厚すぎる。
なのに押し付けがましくない。
読んでから観ようと思ってたけど結局上の半分も読めずに観てしまった。でも読んでたからこそわかりやすかったので、人物関係よくわかんない…ってなった人は良かったら本も読んでみて。もっと丁寧だから観てたらより頭に入りやすいと思います。
本だともっと天才でかなりの変わり者って印象だったのが映画ではそれがかなり狭められていてなぜ留学したのかとかどんな人物なのかとかが薄くなっていて残念…と思ったけどそれでも3時間なのでしょうがない…とも思った。
読んでる範囲でのオッピーからはあんなにみんなをまとめて率いるってイメージなくてコミュ力急成長したんか!?となった。
性欲の発散についてはそうなるのかと少しネタバレをくらった。
実際に原爆に対してどういう印象持ってたかな…と思い返したけど、落とすと決めた大統領はもちろんだけど作り出してしまった人についても少しは責める気持ちがあった気がする。
力関係で仕方がなかったということはもちろん習うけど、それでも後世に残る遺伝の影響まで知ってしまっている世代なのでif物語として作り出さなかった世界を考えていたと思う。そんな世界はないのでうまく想像もできなかったけど。
V2ロケットのシーンで『重力の虹』が頭に浮かんできてこういうこと…!と鳥肌たった。読み直したい。
ノーランが映画化してくれて良かったと思う映画だった。
ショートネクタイがメインなの新鮮。
GUにこんなシャツとネクタイのセット売ってたな。
バリバリ文系なのでこういう理系映画を観ると羨ましくなる。