ノーラン作品の中でも5本指に入る好きな作品。キャラクターが多数かつ法廷劇中心ということで劇場でできるだけ置いてかれないようにとの思いで、ネタバレにならない程度に予習をして鑑賞。予習したこともあるがノーランの中ではまだ時間軸としてはわかりやすい方。実験の爆発シーンでの映像と音(無音からの爆風・振動)だけでなく、その演技力でアカデミー主演男優賞をとったオッペンハイマーの苦悩などをIMAXの環境で観ることに意義があった。本筋ではないが余計な敵を作ることが後々自分を苦しめることがひしひしと伝わったし、ストローズと科学者2人の危惧してることの次元の差が哀れなくらい滑稽。
オッペンハイマーは性格や倫理観(特に女性関係)で問題があるがプロマネとして有能すぎる。
2024年8本目
