傘

オッペンハイマーの傘のネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

念願のオッペンハイマー!クリストファーノーランが好きなので、ずっと見たかった作品です。

映像と地響きのような音響がすごかった、けれど近代科学者に詳しくなかった&登場人物がまぁまぁ多いので、きちんと理解してみることができなかったように感じる…。けれど、日本人としても原爆の父の映画を見ることができてとても良かったと思う。オッペンハイマーの人生だけでも予習してみればよかったかもしれない。ノーベルもそうだけれど、偉大な功績を挙げた人物は賞賛や名声も得るけれどその代わりの代償もあるということ、アインシュタインの「許されてから皆から肩を叩かれる。それは君のためではなく、彼らのためのものだ。」という言葉が印象に残った。オッペンハイマーも原爆投下が成功した後、研究過程と同じくらい(精神的な面だけ見ればそれ以上の)苦難があったということを全く知らなかった…。

もし、DVDやサブスクでもう一度ゆっくり見られるなら、時系列や人物関係を確認ながらぜひ見たいです。
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