「原爆の父」と呼ばれた物理学者ロバート・オッペンハイマーの半生を描く伝記映画。
クリストファー・ノーラン監督・脚本。
アカデミー賞７冠（作品、監督、主演男優、助演男優、撮影、編集、作曲）。
上映時間３時間もあったって本当？体感あっという間だったんですが。
映像に圧倒され、芝居に引き込まれ、気づいたら見終わっていました。
（日本人は特にいろいろ思うところがあるとは思いますが）この映画の主題は「原爆」ではなく、あくまで「オッペンハイマー」という人間。だから原爆投下の描写の有無はきっと些末なことで、彼の栄光と葛藤を見て何を思いどう感じるかが大事かと思いました。
私も日本人なので思うところはありますが、それを差し引いても、すさまじく吸引力のある重厚な人間ドラマだったと思います。
