難解
多くの学者の名前が覚えられない、もちろん政治家や軍の人たちの名前も覚えられない、いろんな時系列が入り乱れるし、長いから眠たくもなる。これって2回以上は観なさいってことなのかなと、そのくらいの努力をして理解しなさい、科学と兵器と人間について理解するにはそのくらい努力しなさいということなのか。
でも理解したならこの作品がアカデミー賞に相応しいのだと分かるのだろうなぁ。
唯一の被爆国日本の国民としては、やはりもっと苦悩して欲しかったというか、その辺りをもう少し描いてほしかったのだけれど、まあそんなに苦悩してなかったのかな、アメリカにしたら戦争を終わらせる大義があったのだろうし、科学者としては遅れをとりたくないというプライドがあるだろう。
やっぱり軍隊が考えること政府が考えることは自国第一主義だ。今イスラエルがしていることもそう。結局終わらないんだよね、平和的に終わらせるのはすごく難しい。そこを何とか…とは思う。
世界大戦後のオッペンハイマーを追いやるロバート・ダウニー・Jrのパート、それにエミリー・ブラントのパートを絡めてそしてラミ・マレックの登場…、なかなかおもしろかった。
難解だけれどもし楽しめそうになかったら、有名俳優たちがどこで出てきているかを見つけるのもおもしろいかも、凄く豪華で、分かりにくいです🎶
