SAKU

オッペンハイマーのSAKUのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.6
まずこれを劇場で見れて良かった。

ひとりの研究者として、1人の人間として、組織の1人として、国の未来を背負う者として、祖国を愛している者として、家族を信じている人間として、色んな角度でものすごく考えさせられた。

そしていち日本人として、もの凄く複雑な感情を抱いた。

この見終えたあとの不快感と、それでいて紛れもない反核反戦映画であったことが良かったと思えている感情が心のなかに渦巻いている。

この3時間はあっという間で作品に猛烈に惹き込まれていたと思う。

オッペンハイマーの妻がキティではなく、ジーンだったとしたらメンタル潰れて、はたまた共産党員と懸念されて原子爆弾はあの瞬間完成してなかったのかなとか思ったり。
いずれはどこかが完成させてはいただろうけど。

多くのタラレバを考えながらも観てしまってたな。

この気持ちを言語化するの難しい。感想まとまらない。
また観たい作品ではある。
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