今回はドラマに集中と思いIMAXでは観ず。
あくまで「戦争」はストーリーの一部でオッペンハイマーという人間の葛藤にとにかくフォーカスを置いているように感じた。
このある種の割り切った姿勢・距離感は監督なりの気遣いなのか、この作品を通して何を一番伝えたかったかは他の方の考察なども参考にしたい。
センシティブな題材を扱いながらも誰の肩を持つことなく、また「あくまでもドラマであり戦争映画ではない」というのがひしひしと伝わってきてクリストファーノーランという人間のジャーナリズムを感じた。きっと冷静にオッペンハイマーという人間を考察したのだろう。本当に中立的というか俯瞰的でロジカルな人なんだなと思った。
途中実験が成功すること、こんなに複雑な気持ちになるサクセスは初めてだと思ったな。
あと
★個人的今後期待したい人
・デインデハーン
デインデハーン好きとしては彼の登場にかなり沸いた。しかしエンドロールで名前を確認するまで正直半信半疑だった。そのくらいいい演技してた。ゆくゆくノーラン作品主役張るんじゃないかという個人的予想。
・デヴィッド・ダストマルチャン
ノーラン作品では常連になりつつある彼。存在感も抜群で出てるのがわかるとなんか嬉しくなる。
