すう

オッペンハイマーのすうのネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

結構話が難しくて分からないなー、時系列分からないなーと思ってたらちゃんと回収されてすごーって思った。
序盤分からなすぎて飛びかけたりしたけど、原爆作り始めたあたりから面白すぎて魅入ってた。

実験で爆発した瞬間音なくなって後からどかんってなったのは鳥肌モノだった。実際の音の感じ方なのはわかるんだけど、無音なの不気味すぎからの爆音でみんな喜ぶ。がち音の使い方天才すぎた。

あとアホすぎてあの時代にアインシュタイン生きてるの知らなくてびっくりした。

私は世界史勉強してたからルーズベルトが激ヤバ大統領なの知ってたけど、一緒に行った人が多分それ知らんくてやっぱルーズベルトやばって言っても理解してもらえんくて泣いた。
ルーズベルトが言ってた原爆を落として恨まれるのは作った人じゃなくて落とした私だみたいなところ、確かに世界史やっててオッペンハイマーって出てきた記憶が無い。ルーズベルトが激ヤバ風刺画大統領っていうイメージしかなくて、そういうところはすごいなとは思った。


原爆どこに落とすか会議のときに東京大空襲で一般人を虐殺したことに対して、自国の国民から反感がないのがびっくりみたいなこと言ってて、あの時代の人でも一応そういう考えはあったんかって驚いた。
って思ってたら落としたあとの会見で「ドイツにも落としたかったぜ!」って盛り上がってるの恐ろしくて泣いちゃう。

ここの会議のところは、私は相手国のことも意外と考えてるの?って思ったけど、一緒に見た友達は場所簡単に決定したよなーっていってて、感じ方の違いが面白かった。
さすがに場所は会議の前にちゃんと考えておいたんじゃないのかなとは思ったし、歴史的なものがあるから爆弾落としたらまずいっていうのも本当にあったと思うっていうか、実際戦争でも歴史的価値のあるものを壊したら世界からバッシング来るとかそういうのあったって聞いたことある(それが原爆における京都かは覚えてない)から、私はそんな簡単に決めたように感じなかったな。

けどあそこの表現はそういう事っていわれても納得だからそっちだったのかな??



実際核を作りあったことで冷戦になって第三次世界大戦は起きなかったって所あるから、核を持って核を制す的なところあるのが怖いよね。世界を壊す爆弾作って喜んでるんだもんねぇ…


最後の世界壊してやったぜって後にミサイルっぽいの飛びまくってたから長時間でちょっと疲れてたのもあってこの映画の世界では世界壊れたんか????とかアホな思考回路になってた。



最高に面白かったけど、序盤訳分からなすぎた!
すう

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