映画館で暮らしたい

オッペンハイマーの映画館で暮らしたいのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.3
日比谷IMAXで鑑賞。
モノクロとカラーの意味は終了後わかりました。

素晴らしいキャスト達と歴史的な物理学者の集合がリンクしていてさすがハリウッドだなぁと思いました。

日本公開に際して色々なことがありましたが、『オッペンハイマー』というタイトルとしては間違ってないと個人的には思いました。広島の知人が憤る歴史ももちろん理解してますし、原爆の話として見てしまうと思うところはあります。なので『オッペンハイマー』でしかないこの映画の切り口は正解なのではないかと。

アメリカ人が原爆を語るなとは言いませんが、被爆国として広島と長崎の『あの日』の物語はやはり日本人に語って欲しいです。

オッペンハイマーはその他のアメリカ人とは違い、誰よりも思慮深く成り行きを見守っていた、それが伝わってくる演出はよかったと思いました。