オッペンハイマーの作品情報・感想・評価

「原爆の父」と呼ばれたアメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーを題材に描いた伝記作品。
ノーラン監督の作品を初めてIMAX字幕版で鑑賞してきました。
難解というより情報量が多すぎて置いてかれまし…

• #蓮太郎のお気に入り

被爆国の気持ちに傾きすぎて、科学の研究・発明がこんなものになるとは耐え難いハイマーの苦悩も高度な技術で描かれてたから。賛否両論ともあるし言葉を多く残すのは慎重になる

ただテーマが原爆とゆうスケール…

クリストファー・ノーランにしては人間ドラマ中心で、映像もそんなに酔わないけれど、浮気のシーンとかやはりどこか悪夢的なところはノーランっぽい。バーベンハイマー事件やら、「被爆描写は甘いらしい」といった…

ノーランの世界観というものが高度な編集とともにお出しされた高難易度の作品の一つだと思う。

まず当然のことながら、近現代の物理学を知っている人間は楽しめる度合いが跳ね上がる。でもさ、ノーラン、普通は…

映画館で観なければと思いながら、体調のいい時にと、どんどん先延ばしにしていたら、上映回数が減ってきて、映画館に駆け込みました。

登場人物が多く、時制も入り混じっていて、全部理解したとは思えないです…

こういう運命を狂わされた男、ある分野でピカイチなのにその他ほんとどうしようもない男、自分の信念を貫いた結果多くの人を殺してしまった病み男、病まないサイコ男、みたいなしがない男シリーズ好きなんだけどあ…

久しぶりの35フィルム上映で、やわらかい質感にテンション上がりつつ鑑賞。ミスターローレンスの登場に心の中でついタケちゃんのモノマネしたり...。しかしながら一回見ただけでは到底理解できない情報量と構…

事前知識がないと理解が難しい。
ある程度知識があると、なぜ白黒とカラーで映像が交互に映し出されているか、過去と未来を交互に織り交ぜて物語が進んでいくのか納得できると思う。
博士の俗っぽい部分も描かれ…

これは反戦映画ではない。
核分裂の発見から広島と長崎に原子爆弾が落とされるまでの記録。

オッペンハイマー博士は量子力学に素直で、純な人だったんだろうな。そこに政治が絡むと、戦争に使われてしまう。
…

映画のラストシーンの中で最も好きなラストシーンだったなと思います。
長い上映時間なので配信でみようと思う方もいるかもしれないですが、音による影響など大きい映画だと思うので映画館で見るのがオススメです…