もやし

オペレーション・フォーチュンのもやしのレビュー・感想・評価

5.0
とってもとっても楽しかったです。

しかしいつも思うけどガイ・リッチー監督の作品って話が複雑すぎると思うのは俺だけだろうか。それとも論理破綻? もしこれを完璧に組み立てているんだとしたら、論理的には最強レベルの監督だと思う。
俺にとってはいつものことなんだけど、見て二週間後にこの作品がどんな話だったかと聞かれると説明できる自信がない笑 ガイ・リッチー監督作品はいつもそう。


今回のストーリーとしては全てを牛耳っている手の出しようもない悪の権化の男を攻略しようと奮闘する話。いつもならジェイソン・ステイサムの個の力で全滅させるところなんだろうけど、何とこの話、男にほぼ傷一つ与えられないで終わる。この男にとってはなんか虫が飛んでるなぐらいの扱い。

ジェイソン・ステイサム演じる何でもできる超有能武闘派の男とIT関係にめちゃくちゃ明るい男気のある美女のヒロインと、新人だけどパラメーター最強のバランス型の黒人男。この三人で組んで作戦を練る。もちろん司令塔の偉い人もいる。

とにかく展開が楽しい楽しい。ストーリーは難しすぎて説明できないけど…笑

ヒロインの頭脳と性格と顔が俺的には好みすぎて… しかも服もいつも露出度高いし、思わず見惚れてしまった笑 ほんとにどストライクでした。


悪の権化に近寄るにはやはり弱点を突くしかない。こんな鉄壁な男に弱点などあるのか。
するとまさかのある人気俳優の大ファン笑 頭の悪すぎる弱点笑

この俳優にスキャンダルをチラつかせて協力させる。そうするとトントン拍子に男の元に侵入できちゃったー笑

どんな悪人が出てくるのかと思ってたらまさかのヒュー・グラントでマジかよってなりました。およそ大物としては似合わなすぎる配役笑(個人の感想です気を悪くした方はゴメンナサイ)

後はジェイソン・ステイサムの無敵感。特殊部隊だろうが何だろうが圧勝。まあいつものことか。

今回のストーリーの何が一番ややこしいって、同じ組織なのに司令塔同士がかなり仲悪くて手柄の奪い合いになってるところ。
普通にいけばすんなりいきそうな流れなのにそこに急激にヘリで爆撃してきたりもう無茶苦茶笑 敵もあいつらは何なんだ!?ってめっちゃ驚いてるし笑


個人的ベストシーンは、ジェイソン・ステイサムが屋敷に侵入した際に、テレビをジーッと見ててそこで皆が必ず耳にしたことがあるであろうこの映画におよそ似つかないあの平和な歌(後から調べたら明日に向かって撃ての主題歌だそう。雨に濡れてもって歌)が流れてて、ヒロインから通信でテレビ見てる場合じゃないわよって言われるところ。あの歌が鑑賞後ずっと頭から離れない。
もやし

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