このレビューはネタバレを含みます
「エクスペンダブルズ4」を見てステイサム好きになったから鑑賞。
MI6の敏腕エージェント・オーソンフォーチュンは即席チームで闇取引される「ハンドル」を奪還する任務に向かう！ってお話ですね。
監督脚本ガイリッチー、ステイサム版ミッションインポッシブルをしたかったのかな？
うん、悪くは無いし、良いとこもあった。
しかし全体としては微妙、シリーズ化は無さそう、に見えました。
まずステイサムは無双でカッコ良くはあるのですが、高いワインを要求する高飛車キャラ、ですねw 私の目にはクリスマスに見えてるため、えークリスマスこんな事言わないよ、とか思ってしまったw
チームのメンバーも微妙に魅力不足に見えてしまった。チームの女の子は悪く無いけど、もうちょっと美女でも良かったかな？ もう一人&上司は影薄め。せっかくチームなのに、チーム感も薄めだったかな。
この映画の見所は、スター役のジョシュハートネットと闇取引を仕切る富豪のヒューグラント。ラストもこの２人で締めていて、全部持ってった感、でしたw
特にヒューグラントが良い！ 最近悪役しか見ないけど、その中でも特に印象的でした。可愛げのある悪役キャラ、ハマり役ですね！
富豪に近付くため、富豪が大ファンな人気俳優を脅迫してスパイ作戦に参加させる、っていう話は面白かった。嫌々参加したジョシュハートネットがだんだんスパイ活動に目覚めるくだり、良かった。
しかし、ラストに2人をくっつけたのはどうなんだろうw ジョシュハートネットは義理の妹と浮気してるという弱味を握られて、「愛してるんだ」とか言ってたし、ヒューグラントは人の恋人を奪うのが趣味、のような設定だったけど、2人ともたまたまバイだったんですかね？ ま、楽しかったから良いけど。
というわけで、面白いところはあったけど、ステイサム映画としては微妙だったような気がします。
ステイサム版ミッションインポッシブル、せっかくやるなら、ガイリッチーじゃない監督が良い気がしたけど、まあステイサムと言えばガイリッチー、なのかな？
