どういう経緯で、様々なバックグラウンドの子達が組み合わさって、カメラの前でありながらカメラがまるで存在しないかのようにここまで心開いて話してくれてるのかは不明だけど(なかなか話しづらい内容を話してくれるのでそういうワークショップか何か?)この子たちがこういう風に誰かに話すことで少しでも心が軽くなるのであればこんなに素晴らしいことはないと思うんですよね。
家庭環境はその後の人格に大きな影響を与えるって、私も身をもって感じている最中だけど、この子たちはそういう呪いから解き放たれて各々の尺度で幸せになってほしいと思いました…
お悩み相談だけでなく、ダンスしたり、ギター弾いたり、小説書いたり、みんなの趣味についても触れられていてℒℴѵℯでした。
話してる場所がカフェだったり、屋上だったり、グラウンドだったり様々で、そこから聞こえてくる雑音も良いし、風に揺れる草それだけでもう癒されるレベル(ロメール脳)。
夜みんなで集まって街並み見下ろすラストまで、すべて抱きしめたいくらいには愛おしかった。
パリ住みたいねって話してる時に思いっきり救急車(?)の音が聞こえてるのはめちゃくちゃ笑った。パリっ子はこれくらいでは動じないのよ。
あと内容には全く関係ないけどギャングパーカーもなかなか忘れがたい。