QI

ノースマン 導かれし復讐者のQIのレビュー・感想・評価

3.8
“元祖 ハムレット”

ハムレットのモデルになったと言われている北欧伝説に登場するアムレートを主人公にした、『ライトハウス』のロバート・エガース監督による復讐劇アクション

『ライトハウス』の絵作りに思いのほかハマったのと豪華出演者に期待しての鑑賞

絵作り

あいかわらず、その映像へのこだわりがスゴイ

バッチリ決まった構図
大自然の美しさと迫力
特に夜のシーンで燃える炎は幻想的かつ印象的

そしてなんと言ってもひたすら1台のカメラが追い続けるアクションシーンからは一瞬たりとも目が離せませんでした。

さらにそれを盛り上げる劇伴も効果的

豪華出演者

ニコール・キッドマン

アムレートの母親役で、一番ハムレット的な役どころ
その存在感(胸糞感w)はさすがの一言

イーサン・ホーク
ウィレム・デフォー

チョット贅沢な使い方?w

ビョーク

予告編を観ていなければたぶんわからなかったかもw

そしてアニャ・テイラー=ジョイ

魔法使いかつ主人公のファムファタールという役は彼女の魅力を十分引き出していたと思います。

アレクサンダー・スカルスガルド

主役なのに知らなかった😅

長年ヴァイキング映画を作りたいと思っていたということで、その肉体作りと役作りは迫力満点

本作への思い入れが十分伝わりました😉

ということで、自分が苦手なグロ描写が多少あったものの、その映像へのこだわりを楽しむために、ロバート・エガース監督作品は引き続き追いかけていくことになりそうです😊

p.s.
SWファン的に気になる点がいくつか…
これはネタバレコメントにて
QI

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