《ヘル・レイザー(2022)》鑑賞。今回は最初から展開した形状でパズルボックスが登場。リヴァイアサン信奉者によって無慈悲にも生贄が捧げられるがその報酬によってボックスも形を変化させる。過去作より予算が格段にアップしていて今まで特撮や特殊メイクだったシーンがVFXになるのは何だか不思議な気分だ。ボックスのディテールも数段上がっていて本当に変形している様にしか見えない。ただ主人公ライリーが早く罰受けてくれないかなて思う程自業自得な屑の癖に、ライリーを心配する罪の無い周りの人間達が次々犠牲になるからストレス過多。カースティほど観客を惹き付ける何かがライリーには無いからそれが難点かな。
全く新しいピンヘッドを演じたジェイミー・クレイトンは恐怖でも威圧感でも無い冷徹なオーラの感じが凄く良かった。
1作目から最新作迄の長かったヘルレイザーマラソンもこれでお仕舞い。
