このレビューはネタバレを含みます
実話が元になっており、13歳の女の子が被害に遭う話で、14歳の娘の父親としてはいたたまれない話だったが、映画としては良い出来だったように思う。時系列で捜査の進展が描かれており、わかりやすかった。
イタリア映画はあまり観た事が無かったので、知らない役者さんばかりだったけど、その分フラットに観る事ができたのも良かった。
冒頭でヤーラの遺体が発見されるシーンは、無ければ行方不明になったヤーラの安否が話の軸の一つになったと思うが、あえて最初に遺体発見のシーンを入れたのは、検察の執念にスポットを当て、話をブレさせない狙いがあったのだろうか。