この映画はイザベラ・ラゴネーゼさん主演のクライムサスペンス映画。
舞台はイタリアのとある町。13歳の少女「ヤーラ」は将来有望な新体操の選手で優秀であった。
新体操の練習場所のステレオが壊れたため自分の家にあるステレオを持ってこようと一人で練習場所へ。門限があったためどこにも寄ることなく帰路へ。その道中に事件は起こった。
門限を過ぎても娘が帰ってこないと心配になった両親。電話も繋がらないためヤーラが向かった練習場所へ。本人は不在で友達や講師に尋ねても帰ったと証言。
両親は誘拐されたのではと思い警察に相談。直ぐに捜査を始めたのであった。
事件の糸口が見つからないなか3ヶ月後、遂に遺体が発見される。
遺体が発見されたことにより捜査は加速するのであった。
これはイタリアで実際におきた少女誘拐殺人事件を基に制作されたお話。
んー。なんかモヤモヤした感じの終わりでした。事件発生は2010年。DNA鑑定って発達してそうなんだけど...イタリアはまだそんなにだったのかな。
だとしたら今までの事件、何を決めてに犯人を逮捕したのだろう。ちょっと強引なとこもあるんじゃないかな。とふと思った次第です。
監視カメラとかも余り無かったのでしょうか。カメラから当日の被害者の道のり沿いを走る車両とかで割出せなかったのかしら。
しかしDNAのデータベースがないから町中の男女のDNAを一斉に採取ってなかなか規模が大きいことをしてます。もし犯人が町中にいたら絶対協力しないじゃんと思いましたが地道な捜査が大事。
犯人と思わしき人物が分かったのですがまた親族関係がややこしい。DNA検査のお陰で不倫が分かっちゃったりしました。
犯人は未だ認めてないということですが..完全な白ではなさそうな気が作品から伺えました。
今の技術でもっかい捜査し直してみるとかしたら進展あるかもな気がしたお話。
実際に起きた事件を基に制作されたお話が好きな方、イタリア映画に興味がある方にオススメな作品となっております!
