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サンチョーのkazu1961のレビュー・感想・評価

サンチョー(2021年製作の映画)
3.6
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-504
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋登場人物11人が全てジャルジャル!!
登山部の廃部に失意する高校生、唯一気心した友達、変な体勢でカットする美容師、解散の危機に瀕した漫才コンビ、オナラを連発する舞台俳優。。。。さまざまな境遇にある人たちの人生が思わぬ形で交錯する様を描いた“コント”דシネマ”の「コントシネマ」とでもいうべき作品です。

🖋️倉本監督とジャルジャルの2人が創り出す世界感に、終始ニヤニヤしてしまうそんな作品。バカバカしくてシュールな笑いが次から次へと続いていきます(少し繰り返しが執拗すぎるオナラのシークエンスなどもありますが。。。)。「ネタ」の面白さだけでここまで来たジャルジャルの面目躍如的な作品、お笑い界の王道を行く正統派芸人であるがゆえに完成した作品ですね。

🖋️全てがジャルジャルの登場人物達が、クロスにつぐクロス、そしてラストの大回収と翻弄されっぱなしの作品です。ジャルジャルファンにはたまらない作品だと思います。

😆Story:(参考: 公式サイト)
高校一年生の安田(福徳)は、ある日登山部の顧問(後藤)に呼び出される。三年の先輩たちが引退してたった一人の部活動となってしまった登山部を廃部にするため、退部届を出してくれという相談だった。顧問との山登りが学校生活で唯一の楽しみだった安田は失意の底に。その様子を、入学してから一人も友達ができずにいた生徒(後藤)が見ていた───。一方、公園では駆け出しの漫才師(後藤、福徳)が、芸への向き合い方を巡って解散の危機に瀕していた。また同じころ別の場所では、若手俳優(福徳)が、自分の名字を変えるために女性にアプローチを繰り返していた。オリジナルのカット技法を極めた美容師(福徳)、先輩に屈託なくいたずらをしかけようとする後輩(後藤)、家主に鉢合わせてしまう泥棒(後藤)、マジシャンの卵(後藤)、公演に人生をかける劇団の座長(後藤)……それぞれの場所でそれぞれ必死に生きる奴ら。ときに苦く、ときにおかしく、人生は進んでいく。山を愛する以外になにもなかった少年たちの人生は、果たしてどんな方向に転がりはじめるのか。

🔸Database🔸
・邦題 :『サンチョー』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 2021
・日本公開 : 2021/11/19
・上映時間 : 99分
・受賞 : ※※※
・監督 : 倉本美津留
・脚本 :
・原作 : ※※※
・撮影 :
・音楽 : 窪田渡
・出演 : 後藤淳平、福徳秀介

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
お笑いコンビ「ジャルジャル」が主演、放送作家の倉本美津留が監督を務め、コントが生むエンタテインメント性と長編映画の物語性をかけあわせた「コントシネマ」として製作された群像劇スタイルの一作。ジャルジャルの後藤淳平と福徳秀介の2人で、登場する人物のほぼ全役を務めている。高校1年生の安田はある日、所属する部活の登山部の顧問に呼び出される。3年生が引退し、部員が安田ひとりだけになった登山部は廃部になるため、退部届を出してほしいという。その話を聞き、顧問との山登りが学校生活での唯一の楽しみだった安田は落胆する。一方そのころ、駆け出しの漫才コンビが芸への向き合い方を巡って解散の危機に。また、同じころ別の場所では、若手俳優が自分の名字を変えるために女性にアプローチをかけていた。それぞれの場所でそれぞれ必死に生きる彼らの人生は、時に苦しく、時におかしく、それでも前へと進んでいくが……。
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