生命保険の会社に入社したジュノは、自殺で保険金はもらえるかという問い合わせに、思いとどまるように説得する。
その後で、面識のないパクからの呼び出しで自宅へ向かうと、彼の子供の自殺した死体を発見する・・・。
1999年に森田芳光監督が映画化したサイコホラー『黒い家』の韓国リメイク。
トラウマを抱える保険会社の社員が 1 本の電話を受け取った事から事件に巻き込まれ、執拗に追いつめられていく悲しくも切ない狂気の世界を描いた サイコ的・サスペンス・心理ホラー。
おおまかな流れは日本版と同じですが、キャラの作りこみが大きく違います。
日本版の大竹しのぶ&西村雅彦夫婦の不気味さに比べると、韓国版の方がインパクトは弱かったですが、こっちの人妻の方が超絶美人です。
反社会性人格障害という病名が出てきましたが、一言で言ってしまうと気が狂っているということですね。
映像はハリウッドのホラー要素が入っていて、家の中とか『悪魔のいけにえ』を彷彿させます。
ヤツ(犯人)に付け狙われたら、もう殺すしか方法がないんじゃないかと思えるほど恐かったです。
恨みを買ったら100倍にして返してくるようなヤツです。
日本版も恐かったですが、こちらも負けず劣らずですね。