ディザスター映画だと思ったら全然違う。
この映画は、ジャンルはドラマで、人間模様?というか生活の中で竜巻に巻き込まれたという物語。
ドラマ部分が長すぎるし、
ディザスター部分が少なすぎる。
恐らくて低予算だからだろうな…
ただ、すんごい納得いかないところが、
最初から天候についてずっと臭わせるのが不自然すぎて気持ち悪い。
ゲイの彼は勇気があって色んな意味で男を見せたけれど、
ここの両親が本当に酷い。
でも、どちらかというと「田舎」を表現するのに
どの町でもこういう感覚が根底にあるのがリアルなんだと思う。
まぁ、特に母親が酷くって。
子どもおろすつってんのに、なんの事情も知らず頭ごなしに産め産めって。
結局、男も既に3人子どもがいるらしく、
これ以上無理だっていうのがあるのを素直に伝えるのはいいのかもしれないけれど、問題なのは中途半端な情でどうにか許されたかったり、関係を続けていきたい時間をかけたいって部分。
ストームのおかげで、彼女も向き合ってくれたようだけれど、
日常が戻れば8割がた別れるんじゃないかな。
きっとうまくいかないと思う。
と、まぁ、絶望的なのは、
違法滞在であったり、両親の問題であったり、仕事の問題であったり、とてもじゃないけれど、限界ギリギリで生きてる人らが多くって、ストームなんて大した絶望じゃないほどの日常的絶望を抱えた映画でした。
全然思ってたのと違う映画を見せられて、本当に悔しいし、むかつく。
久しぶりにタイトルだけでレンタルしたけれど、
今後はやめよう。あほらし。