けーな

クリスマスとよばれた男の子のけーなのレビュー・感想・評価

3.6
クリスマスが題材のファンタジー。

他界した母親からクリスマスというあだ名で呼ばれていたニコラスという名の少年は、エルフが暮らすといわれる伝説の村エルフヘルムを見つけるために旅立った父親の後を追って旅に出る。

マギー・スミス演じるおばさんが、父親の留守の間、子供達に語るお話という設定なのが、良かった。その設定が、必要なのかと、ずっと思いながら観ていたけれど、最後に、その訳が分かって、納得。耳がちらっと出るシーンが、絶妙だった。

ファンタジーの世界に入り込んで、楽しかった。途中、うるっとさせられるし。ネズミのミーカも、可愛いかった。

サリー・ホーキンス登場にも、びっくり。
ジム・ブロードベントも、出てる。

お父さんは、そうなるのね。

ちなみに…クリスマスをなぜクリスマスと呼ぶようになったのかをテーマにしているようだったけれども、実際には、クリスマスは、キリストの誕生日をお祝いするために開かれる「キリストのミサ」が語源。キリスト『Christ』とミサ『mass』が合わさって、『Christmas』なのだから。
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