「人と比べてどう思われるかよりも、自分が大事だと思うけど」単純なようで言われてグサっとくるセリフが温度をもって伝わってくる感じ。揺らいでもいい、というような監督の真髄にあるものをそのまま形にした映画…
>>続きを読む上原実矩さんと浅雄望監督による舞台挨拶付きで鑑賞。
女性同士の嫉妬や愛情にも似た感情のようで、そんな簡単な言葉では表せない気がする作品。
2人の殻を被った感情が少しずつ割れて認め合うような…上原さ…
このレビューはネタバレを含みます
すごく刺さった。号泣した。
最初の交わらない視線のカットで引き込まれた。
自分って何か、その問いを絵で向き合って描くという行為と、それぞれ置かれた違った立場の人との触れ合いによって描いていく。
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冒頭の視線の交わらなさのシーケンスからもう好き。
かつて好きだった人から言われた「私と関わる人はみんな不幸になる」という台詞が劇中でそのまま反復され、その重い扉をこじ開けようと腐心していた日々を思い…
オンリーが多すぎて音の違和感はなかなか慣れなかったが、自己と船の破壊と創造を繰り返し、他者と自分を受け入れていく表現はよかった。
アイスの雨音でも存在感を放っていた若杉凩さん、男の子かと思ってたけ…
「燃ゆる女の肖像」をやはり思わせる、描くことと描かれることが孕んだ繊細でみずみずしいエロティシズム
恐怖に縮こまっていた彼女が、恋した相手に抱き止められて、砂の上をぎこちなく滑りながら船出していくラ…
つくっては壊す
劇中で主人公が創作する船のような
衝動の元につくられたような作品。
他者のことは分からないという
前提をもった上でする会話が
キャッチボールというよりドッチボールみたいで
印象的だ…
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